karin: March 2008アーカイブ
今までの仕事を振り返る。未来を知りたいなら歴史に学べと自分史を振り返って日記を読んでみた。いろいろな事件があって苦労もしたけど、それなりに楽しい日々だったと思う。仕事柄プレゼンテーションをするがほぼ全落ち、自信喪失状態だったけれど、あたらしく作って提案するという仕事は好きなのかも知れない。そして、忘れてはいけない仲の良かった女の子(もう結婚してるから女性かな)、彼女と仕事をするのはすごく楽しかった。それがあるからどんな苦労も乗り越えられた。
そして、過去から現在。自分に満足しているのか?と聞かれたら、NOだろう。何も行動しなければ焦燥感に襲われ、仕事で日々の時間を浪費していれば焦燥感はなくなる。だが、それでも不満があるのか、今の会社を昔のと比べ、会社の組織の問題、仕事の進め方の問題など効率化を考えてしまう。ただそれは、過去に戻りたいという幻想を見ている自分の問題なのかと自身を疑ってしまう。
自分を変えるか?それとも、環境を変えるのか?
それなりに自分の能力を高く買ってくれている今の会社だけど、レベルは決して高くない。気に入られ、必要とされていることは生きている実感には繋がるけれど、それで満足かと問われれば「あとで必ず後悔する」そう答えるもう1人の自分がいる。
プレゼンテーション 【presentation】
〔提示の意〕
広告代理店が新規獲得・更新に際し,広告依頼主に対して広告計画案を示すこと。
三省堂提供「デイリー 新語辞典」より
たぶん、企画とかプレゼンテーションに四苦八苦した仕事、それが今まで失敗続きだったけれど、リベンジを果たしたい。単なる企業広告制作ではなく、アイデアを売り込む。そういうことに充実感を覚えるのかも知れない。だから、それを叶えてくれるような企業にそれこそ自分をプレゼンテーションしてみようと思う。決して楽な道じゃないことは分かっているし、何度も破れ、失敗することも分かっているけど、挑戦していきたい。やっぱりプレゼンが好きだし、企画が強い会社で仕事をしたい。
女の子なんかにプレゼントをするとき、どういう物を送ったら喜んでもらえるのか。ラッピングはどうするのか。手紙やカードを付けようか。渡し方はどう渡せばドキドキするのか。そんなことを考えるのが好きだし、それもある意味プレゼンなんだ。
今までよりも高品質なプレゼン。そして、何より難しい自分自身。徹底的に売り込んでみたいと思う。人生は一度きりしかないんだ。このまま進んでも必ず後悔だけが残り、「あのとき行動していれば…」なんて、そんなことはもう二度と考えたくないんだ。
「わたしは好きな人なら追っかけるタイプだから」
と、言われた。出会ってからまだ一ヶ月も経ってないのに、相性のおかげか彼女の性格のおかげなのか距離の近づき方が今までと比べると早い。興味を持ってくれているのか、何でも知りたがり、どんどん距離を詰めてくる。
「わたし明日誕生日なんだ」
という話題をふられて、27日に彼女へのプレゼントを渡しさらに2人の距離は縮められていく。そして、過去に好きだった女性が結婚して幸せになった話をしていると、すこし前かがみに顔を覗き込むようにして言う。
「ふーん、甘酸っぱい経験しているんだね」
もし、自分にお姉さんのような存在がいたらきっと彼女みたいに慰めてくれるかな、なんて思っていたら彼女は何かを察して続けて言う。
「年上とか好きそうだよね」
いや、大好きだけど。
また、別の話題の会話の拍子に彼女に「名前で呼ばれたい」と言われた。まだ言い馴れないし、周りの空気もあるから少し戸惑っている自分。それに比べて、既に名前で呼んできている彼女。携帯番号教えて?とそんな必要なさそうな場面で番号聞かれてワン切りされたり、けっこう積極的?…みたいです。
最初に彼女自身への問題解決にはじまり、彼女を守るような立ち回りをして、彼女に自信を持つよう発言した。今までの彼女は周りから散々な言われようで、自分が客観的に見て違和感を感じていろいろ行動をおこしてみた。今までなら見て見ぬフリをしていたかも知れない。
今回は気付いた時点から行動していて、そのことで彼女に興味を持たれることにも違和感はないけど、下心が全くなかっただけに不意を突かれた気分。自分が意図しないこと、求めていないこと、欲しかったけど諦めていたもの。それが、急に目の前に出てきて実現してしまう。嬉しいのだけど納得できないという変なプライド。
優しさ余ってサービス精神旺盛、というか余計なことまでして時間を無駄にしてしまう。たまに全然別のことを考えていて行動と考えが伴わなくなったり、おっちょこちょいな部分があって意外と可愛いところ。それを彼女に指摘してあげると
「おっちょこちょいって言うな」
と、ふくれるところ。もう、ゴールしてもいいよね?幸せになっていいんだよね?
仕事なんかで行き詰って何もかも面倒で何もかもが嫌になったらまず原点に戻る。
自分にとって好きなこと、やっているだけで幸せな気持ちになれるものは何だろう?を思い出す。
例えば何をしているときが幸せ?とか、誰といると幸せだと感じる?とか…。
嫌になったら、とにかく楽しいことを考える。
何か欲しいものがあったかな?何か楽しみに待ってることがあったかな?
自分のことを考えて、自分のためを考える。
アニメを見れれば、それだけで幸せ。さらに絵とか描けたら楽しい。
日曜日、将棋を見て分かったフリして考え込むのが幸せ。
ネットに繋いであたらしい発見があったら幸せ。ネットショッピングも楽しい。
美術館や展示会に行って美しいもの、綺麗なレイアウトを見るだけで幸せ。
家具を見て、こんなソファが欲しいと思いを巡らせる幸せ。
さらに雑貨屋さんに立ち寄って小物を買うのも楽しい。
家電もいろいろな種類が豊富で見ているだけでも楽しい。
そんな原点に戻る。
自分にとって会話能力は低いという苦手意識を持っていた。しかし、最近は苦手意識がなくなり特に初対面の相手なんかには簡単に話せるようになった。
というのも、会話とは相手の意図を理解して答えるわけだけれども、理解してなくても好きなように言葉を返してみる。ほんとうに思っていることを好きなように適当に答えれば良い。しかし、そんな行き当たりばったりな話をするうちに話題の方向性が全然違ってしまうことがある。そんなときに、最後に相手の質問は何だったかを思い出し最後にそれに対して自分が思っていることを簡潔に結論付けて言う。まとめを付けて話すと、相手は自分の理解能力がないから、途中の部分が理解できなかったと思わせられる。
簡単に言ってしまえば、相手の質問の意図に対する結論だけを一言で答えようとするから会話が難しく感じられる。間に適当な文章や思っていることをつないで、自分なりの考えを口に出しながら、その場でまとめて結論付ける。こうすることで、何故か会話能力があると思われる気がする。結局、何言ってるか分かんないのは理解力がないせいだからと相手に思わせれば会話能力が低いとは思われない。