年上偏愛遍歴

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「わたしは好きな人なら追っかけるタイプだから」



と、言われた。出会ってからまだ一ヶ月も経ってないのに、相性のおかげか彼女の性格のおかげなのか距離の近づき方が今までと比べると早い。興味を持ってくれているのか、何でも知りたがり、どんどん距離を詰めてくる。



「わたし明日誕生日なんだ」



という話題をふられて、27日に彼女へのプレゼントを渡しさらに2人の距離は縮められていく。そして、過去に好きだった女性が結婚して幸せになった話をしていると、すこし前かがみに顔を覗き込むようにして言う。



「ふーん、甘酸っぱい経験しているんだね」



もし、自分にお姉さんのような存在がいたらきっと彼女みたいに慰めてくれるかな、なんて思っていたら彼女は何かを察して続けて言う。



「年上とか好きそうだよね」



いや、大好きだけど。



HAPPY SMILE SPRING


また、別の話題の会話の拍子に彼女に「名前で呼ばれたい」と言われた。まだ言い馴れないし、周りの空気もあるから少し戸惑っている自分。それに比べて、既に名前で呼んできている彼女。携帯番号教えて?とそんな必要なさそうな場面で番号聞かれてワン切りされたり、けっこう積極的?…みたいです。



最初に彼女自身への問題解決にはじまり、彼女を守るような立ち回りをして、彼女に自信を持つよう発言した。今までの彼女は周りから散々な言われようで、自分が客観的に見て違和感を感じていろいろ行動をおこしてみた。今までなら見て見ぬフリをしていたかも知れない。



今回は気付いた時点から行動していて、そのことで彼女に興味を持たれることにも違和感はないけど、下心が全くなかっただけに不意を突かれた気分。自分が意図しないこと、求めていないこと、欲しかったけど諦めていたもの。それが、急に目の前に出てきて実現してしまう。嬉しいのだけど納得できないという変なプライド。



優しさ余ってサービス精神旺盛、というか余計なことまでして時間を無駄にしてしまう。たまに全然別のことを考えていて行動と考えが伴わなくなったり、おっちょこちょいな部分があって意外と可愛いところ。それを彼女に指摘してあげると



「おっちょこちょいって言うな」



と、ふくれるところ。もう、ゴールしてもいいよね?幸せになっていいんだよね?


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このページは、karinがMarch 29, 2008 12:00 AMに書いたブログ記事です。

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