とらドラ!: July 2009アーカイブ




とらドラ!12話より引用


20090711011446



「会ったんだ。会ったくせにそう言うんだ。高須くん、その人に会ったときちゃんと両目開けて見た?その目はちゃんと見えてたの?」




大河と父親の関係がよくなった事を嬉しそうに実乃梨に伝えると、


大河の父親と会ったことを言及され、逆に言い返されるシーン。



ほんとに見えてたのか?見えてると思ってるだけじゃないのか?


勝手な想像や思い込みで見えてると判断して、


相手の事を考えていないんじゃない?



その後、実乃梨と口喧嘩になって教室を出て行き、落ち込む高須くん。


そこに川嶋亜美が来て愚痴を言うのだけど彼女は冷静に答える。




「甘えんじゃないよ。自分で考えな。」




見る。今までの自分は遠目から見ていた気がする。


真剣に目を凝らして見た?理想や想像じゃない


目の前にいる相手を見ようとしていた?



そうやって何度も問い直す必要があるんだと思う。


そして真剣に考えた?誰かの意見じゃない自分の意見?



今まで当たり前に「見る」「考える」をしてると思っていたけど、


無意識に理想を当てはめたり、思い込みで行動したり、


考えることを放棄したり、そういう生き方をしていたのかもしれない。