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STAR DRIVER 輝きのタクト 第4話「ワコの歌声」より引用



2人きりの世界で話してるシーンで、ワコがタクトに話しかける。



「昔からずっとそう?元気じるし…」


「昔って言うか、この傷が胸につく前はもっと閉じていたと思う。」


「でもその頃のタクト君がいたから、今の元気なタクト君がいるんだよね。」



巫女になった過去を話し出すワコ。



STAR DRIVER




「泣くだけ泣いて、夜中に食べたご飯が美味しかったときに思ったの。世界はわたしを苦しめるためだけにあるんじゃないって…。今でもやっぱりそうだと思う。だって、タクト君みたいな人がこの島にあらわれたりするんだから」




この会話シーンが良かった。



今の自分の状況にあわせて考えると自分は自己表現が得意じゃないから、タクトに重ねて考えれば閉じている状態なんだと思う。考え方は比較的ポジティブなのに何故かそれを言い出せないでいる。



タクトの傷は物語的に重要な伏線だろうけど、自分に当てはめて考えると傷は何か考え直すキッカケなんだろうなと。自分が生きてきた過程や今まで出会った人や物事について書くことが多いので、そこから考えてみる。



ひとつは守りたいものや救いたい人がいたとして、それを守れなかった。あるいは傷付けてしまったこと。もしくは逆に大事な何かを手に入れたこと。前者は仲良くしてくれた人や絆を感じた人との出会いや別れで、後者はラブプラスかな。



きっとそういった経験の上で何かに気付くことで、それまで閉じていた自分が元気になれるような気がする。周りばっかり気にして何もかも失うより、ポジティブに行動して何かを手に入れる方が有意義だ。その結果、自分に自信を持つことができたら、閉じた世界から元気を取り戻せるかも知れない。


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