東のエデン: October 2009アーカイブ




主人公が記憶喪失状態で目覚めて行動していく話。


自分がどう生きるのか目標を決めた時点が記憶喪失から目覚めた状態であること。



それは今までの自分がどうあれ、目覚めたら行動しなきゃいけないし、


何かに気付いた地点からで良いから始めなきゃいけない。



まだ最後まで見ていないけれど、東のエデンはメッセージ性が強い作品だと思う。



第五話「今そんなこと考えてる場合じゃないのに」より引用




「わたし、ほんとうは行きたい会社があったの。でも面接でね、『あなたたち若い世代こそが社会の主人公です』って言うくせに、実際はわたしたちを使って自分たちだけ上手くやっていこうとしているだけなんじゃないかって思えてきちゃって、自分から断ったの。馬鹿なことしたかな…。


…はぁ。でももう家にも戻れない。」




東のエデン



面接で嫌がらせをされて落ち込んでいる咲の話を何も言わずに聞いている滝沢くん。


それから咲の顔を覗き込んで慰めるようにキスをする。



驚く咲に対して、滝沢くんが言う。




「うちへおいでよ。全部おれが背負い込んでやるから。咲の話で俺が何すりゃいいのかも分かったし。だから、無理して働くことないよ。」




さらに続けて言う。




「俺に任せて。それにこの国はどの道いったんは誰かが何とかしなきゃならない程、おかしなことになってんだからさ。」




滝沢くんカッコよすぎるだろ…。


そのせいか何となく自分の環境と重ねにくいのが残念なのだけど。