June 2007アーカイブ
興味本位で人口統計を調べてみたら少子化やばい。
出生率は回復しているようだが、例えば表を照らし合わせた場合で考えてみると、35から39歳の日本人人口が4644千人。結婚しようと思った場合、男性は年下の女性を狙うと想定すると30から34歳の女性を参照してみると4629千人。単純計算してみると、4644-4629でほぼ同数が結婚可能。
この方式で下の年代を調べていく。
- 4644(30から34歳の男性)-4629(25から29歳の女性)=15(結婚できなかった30から34歳の男性)
- 4773(30から34歳の男性)-3806(25から29歳の女性)=967(結婚できなかった30から34歳の男性)
- 3949+(25から29歳の男性)-3455(20から24歳の女性)=494(結婚できなかった25から29歳の男性)
- 3652+(20から24歳の男性)-3078(15から19歳の女性)=574(結婚できなかった20から24歳の男性)
- 3247+(15から19歳の男性)-2903(10から14歳の女性)=344(結婚できなかった15から19歳の男性)
- 3053+(10から14歳の男性)-2859(5から9歳の女性)=194(結婚できなかった15から19歳の男性)
- 3007+(5から9歳の男性)-2652(0から4歳の女性)=355(結婚できなかった15から19歳の男性)
すると、やたら余りの出る年代層が、30から34歳の男性。次に20から24歳の男性となる。20から24歳が年下をあきらめて、同年代でもいいやと妥協してみる。
- 3652+(20から24歳の男性)-3455(20から24歳の女性)=197(結婚できなかった20から24歳の男性)
意外と結婚できる可能性も高まったように思える。しかし、上の世代で結婚できなかった世代が年相応の経済力で結婚相手を探したとすると…。
- 3652+(20から24歳の男性)+494(結婚できなかった25から29歳の男)-3455(20から24歳の女性)=691(結婚できなかった20から24歳の男性)
と、年下を狙っても494千人も余るのに、同年代を狙ってるにも関わらずそれ以上の水準になってしまう。そこにさらに経済力と地位を持った結婚できなかった30から34歳の男性(967千人!)が参加してくると、確実に女性が足りなく結婚出来ない男性が爆発的に増えてしまう。
最近の中高生が性交渉に関して進んでると言われるのも、このグラフに当てはめてみると男性の減少率が34歳から20歳まで順調に減らしているのに対して、それより下の年代は出生数の差が減ってきていることで同年代に対しても、年下にもどっちも付き合える可能性の高まりを示している。ただ通常の男女比に近づいているだけで、今までの男余りが多く付き合える相手がいない環境ではなくなったと言うべき状況にあると思う。
ということを結婚できない言い訳にしてみたい…。