実家へ

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一時帰省して実家の復興支援をしてきた。



行きの新幹線は赤ん坊を連れた人妻が隣の席になった。で、何故か赤ん坊とめっちゃ目が合う。あまりにもこちらを見るものだから、目で合図し返して遊んでいたら母親にも気付かれた。




「あやすの上手なんですね」


「何か気に入られてしまったようなので…」


「お子さんがいらっしゃる?」


「いや、いないですけど」




そんなこと言いながら、赤ん坊の手にちょいちょい触れたり、お母さんの方と話したり。赤ん坊の性別を聞こうとして




「男の子ですか?(それとも女の子ですか?)」




と省略して聞いたら、




「女の子です」




と少しぶっきら棒に言われた。怖い。この場合、最初は「女の子ですか?」と聞くべきで、男の子の場合は「いや、あまりに可愛らしいので…」と言えば良いとか。そんなセオリーを忘れてたわ。



別れ際、赤ん坊に「バイバーイ」と手を振ったら大喜びしてたし、母親とも丁寧に挨拶してお別れしたけれど。生後6ヶ月の女の子からモテたってどうしようもない。それとも、人妻か?人妻を狙うべきなのか?



実家では兄夫婦が出産間近らしく世間話とか、震災の話とか、散らかった部屋の片付けをしてきた。そんなことをしつつ、これまでの考えを整理してると大体1つの言葉にまとまった。




『下がることを過剰に恐れるあまり、これから上がる可能性まで捨ててはいけない』




たぶん今は誰でも極端に下がること、落ちることや失敗を恐れすぎているような気がしている。それは誰でも嫌だけれど、ただ待っているだけでは上がることもない。無駄なリスクをとることは無いけど、とるべきリスクまで回避していたら一生何もできない。



一時期、割と真面目に株価について勉強していたのだけど、たぶん人生もそんなもんだと思った。上がるか下がるかしか無いんだから、上がる方を信じて勝負していくことは間違いじゃない。どうせ明日がどうなるのかは誰にも分からないしな。



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このページは、karinがMay 2, 2011 12:00 AMに書いたブログ記事です。

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