カミングアウト
「それって、カノジョ?」
3ケ月前からお付き合いをはじめた彼女がいるのだけど、
誘われた飲み会で「彼女とお祝い事があるので」と言ってみた。
そのことを伝えると、女子からの接し方が多少変化した。
親しみをもたれた…というより、笑顔で近付いてきて「やるね」と口にしながら、
それが不幸の始まりであるみたいな小悪魔的な笑みを浮かべる。
そんな表情を見れたことが新鮮だったのだけど。
翌日、その飲み会に顔出し程度に参加することになった。
それほど彼女のことについて聞かれる機会はなかったものの、
聞かれると変に構えてしまい会話が成立していたかは分からない。
むしろその話より「最近、仕事でがんばってくれている」と
別の方向に話題が進んだせいで、別の意味で気恥ずかしい気持ちになる。
そんな中、遅れて以前よくお誘いをかけていた女の子が登場。
その反動で最近はほとんど会話もないけど何事もなかったように接すると、
席が隣だったせいもあり、お酒の勢いで絡んでくる。
「そういえば最近ファッション変えたよね?」
「気の強い子が好きなんでしょう?」
「ちゃんと付き合ってって言った?」
「結婚は、考えてる?」
などなど、色々とお付き合いについて聞かれた。
やはり女性は話術に長けていて、鎌の掛け方が上手いなと思った。
親戚のおばちゃんにあれこれ聞かれ、適当にうんうん頷く感じではあったけど。
最近ほぼ会話がないのに「意外とキミのこと見てるよ」と言われた。
それについてあれこれと考察を繰り返したけど、もうどうでも良いや。
すでに自分のこと見てくれている彼女がいるしな。
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