テンプレートな男の子
「こうしたい、こう言いたい、こんな行動したい」
そう思ってから実行するまでに頭で考えてしまう。
それについて長いこと考えて「自分のキャラじゃないから」と
自分の感情や衝動についてセーブしてしまう。
じゃあ自分のキャラって何だろうと考えると
「あなたはこういう人でしょ?」という周りの先入観でキャラを決めてる。
だから結局、誰かのイメージの中で自分の行動を決めてしまう。
「大人しい」とか「消極的」と何度も言われ、あげくに「草食系だよね」まで言われ、
いやいや意外と心は熱いのですよと自分で思っていても誰も気付かない。
そのことに唯一気付いてくれたのが、前の職場の裕子さんだったわけだけど。
「ほんとは自信があるんだけど、それを隠してるよね?」
彼女にそう言われたことが、自分にとって凄く大きかったと思う。
そんな彼女でも、彼女が結婚した後に喫茶店に誘ったときには
「キミがこんなことまでするとは思わなかったよ」
なんて、喫茶店の下調べまでしたことを驚かれたこともあったから、
他人の考えるイメージなんてその程度なんだと思うけど。
まあ、その話はおいといて。
キャラなんて勝手な周りの押し付けなのだから壊してしまう方が良い。
誰かの都合の良いイメージに囚われず、自分に素直に生きる。
その上で自分が理想とする人物に近付いていければ良いんじゃないかと。
今までは自分の心に迷いがあって判断基準を周りに求めていたけど、
「自分はこうなんだ」って堂々としてりゃいいだけなんだな。
あとはナディの言うように、悪い見方は気にしない。
そんなことを東のエデンラジオを聴きながら考えてみた。
滝沢朗役の声優さんも男の子のテンプレートっぽい人物だと思うし、
やっぱり男の子らしいカッコ良い魅力があるんだと思う。
男の子っぽい生き方が自分の理想だけど、今は周りの先入観に生きてる。
けれど目標さえ見つかれば後はそんなに難しくない。
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