好きじゃないタイプ

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クライアントへの代行を会社の女の子にお願いした。


彼女が戻ってきて、返事を聞き終えてから彼女に声を掛けた。




「あのさ、雨大丈夫だった?」




そう心配しながら言うと彼女は微笑んで見せてから、冗談っぽく言う。




「もう靴までびしょびしょだよ」




そんなやりとりがあったせいなのか、飲み会に誘われた。


上司を含んだ3人で仕事帰りに飲み屋に寄る。


その席で彼女は上目遣いをするようにしながら質問を投げかけてきた。




「キミは草食だよね?」


「うーん…。まあ…、そっかな…」


「そうだ、あの子なんか合うんじゃない?」




と、最近一緒に仕事する機会の多かった女の子を薦められた。




「いや、全然…。」


「ふーん…」


「むしろ彼女が、こっちをタイプじゃないと思ってるんじゃないかな?」




そんな答え方をした。


2人はそれを否定し、付き合ったら上手くいくと何度も説得されたけど…。



そのあとで話題を出した子を含む会社の女の子3人で


付き合うなら誰?といった、お酒の席にありがちな質問を受けた。


質問を上手く避けて前の会社の好きだった女の子の話しをすると、


彼女は物珍しそうに聞き耳を立てた。



自分は話題を出した彼女のことが好きなタイプだから心境は微妙だ。


そのあと帰りの電車で別れる際に、彼女に挨拶をすると、




「うん、お疲れー」




と返事をされたあと、去り際の背中を手の平でバーンと叩かれた。


何これ?何のフラグ?


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このページは、karinがMay 28, 2009 12:00 AMに書いたブログ記事です。

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