頼まれごと

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会社の女の子が休憩から戻ってくると、目の前に来て座り込んだ。


珍しいことなので疑問を頭に浮かべ何も言わず彼女の顔を覗き込む。


曇ったような表情をしたまま彼女が言う。




「あのね、お願いがあるんだけどね…」




周りに聞こえないような小声で彼女は続ける。




「明日なんだけど、予定なんかあったりする?」


「うん?どうして?」




変な勘違いする前にすばやく防衛ラインを作る。




「えっとね…。」


「うん」


「今わたしがやってる仕事あるじゃない、それでね…」




明日手伝いのために休日出勤してくれないか。


そんな内容の話しだった。


なるべく嫌な顔を見せないようにOKの返事をするんだけど…。



でも、よく考えたら酷くね?みたいな。



二人の会話を上司が側で聞いていて、


話し終わったタイミングで上司が彼女に言う。




「大丈夫だった?」




その一言で上手く利用された気持ちになった。



普段から彼女は上司にベッタリとくっついているし、


こんなときだけ媚びても絶対手伝ってあげないんだから!


そんな気持ちでツンツンしているけど、それとは裏腹に。




「全然良いよ、どうせ暇だから」




なんて答えてる自分。



そんなホワイトデー。


いや、別にチョコ貰ってないけど。



そろそろ死ぬか。


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このページは、karinがMarch 13, 2009 12:00 AMに書いたブログ記事です。

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