ないもの

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会社の女の子に仕事の話を聞いてみた。


相変わらず、彼女らしいとても丁寧な説明をしてもらった。


それから間を空け、遠くの席から言い忘れたことを思い出すように



「…ありがとう」




遠距離でそう言うと、彼女は「いえいえ」と迷惑じゃないことを意思表示した。


それから彼女は他にできることは無いかと席に来たりした。



彼女と2人でプリンターの前で待ってたとき、



「なかなか出てこないね」




そんな表情をしたまま彼女と数秒間見つめ合った。



女の子と接するだけ。


その時間が楽しければ楽しいほど


後になって奈落の底へと突き落とされてしまう。



それは相変わらず彼女が自分を見てくれないから、


全てに興味を失うようにして何もない時間を過ごす。



手に入らないのなら最初からいらない




どうでも良くなってイヴに即効帰ってきたこと。


予定もないのに年末の忘年会をキャンセルしたこと。


そんなストイックな人生。



彼女に心配そうに言われたことがある。



「他人にあんまり興味ないの?」



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このページは、karinがDecember 24, 2008 12:00 AMに書いたブログ記事です。

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