想像上の恋人
会社の独身の人が女の子を紹介してもらうらしく、
その話題を上司からされた。
「キミも誰か紹介してもらったらどうかね?」
「いや、でも女子って年上好き多いですよね」
そう日ごろの愚痴を言うと上司は探りを入れるように聞く。
「そんなことはない。あの人なんて良いんじゃないか?」
それは普段ここで言う女の子ではない、事務の女性を薦められたので、
「あまり合わないと思いますよ」
と答えを濁した。
自分でもどうしてそう答えたのか分からなかったけれど、
それはたぶん、すごく単純な理由かも知れない。
“彼女が、恋人として隣りにいる姿が想像できないから”
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