誉め殺しの才能

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朝から会議に参加した。そこには会社の女の子と、彼女の信頼する…と何度も書いているパパも参加した。前日に続いて自信に溢れる感じで主張していた。



会議が終わって、担当とパパが真っ先に退室する。続いて彼女が席を立ち、自分はゆっくりと書類を束ねていた。視線を感じて彼女を見ると、完全に目があった。心配するように何かを訴えかけるような目だったので、数秒の間様子を見ていたけど、彼女は振り向いて退室していった。



何なんだよ




彼女の仕事を手伝う片手間、服装に目について聞いた。



「今日は何で全身真っ黒なの?」




黒がとても似合う女の子だし、不思議はないけれど印象が違う。



「わたしも女の子らしい服装しよっかなって思ってね、今日は黒のワンピースなんだ」




その言葉を聞いて黒のワンピースに、黒のストッキングだと初めて気付いた。うん、悪くはない。



「いつもはジーンズ履いてるイメージしかない」


「そう。珍しいでしょ?」




うん、と頷いてから、続けて言う。



「似合ってるね」




そんな言葉がナチュラルに言えた自分にびっくりした。たぶん、女の子を誉め殺しにする才能があるんだと思う。以前、お酒の席で彼女から言われたことがある。



「わたしのこと誉めすぎじゃない?」


ランチと相談ごと - 迎撃blog




それからは普段より手伝う意識をして仕事していたら、好感に思われたらしく久しぶりに彼女の私生活の話を聞いた。口数も増えたし、無関心でいることで得たことなんて何も無かった。



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さっきまで打ち解けた態度をとっていたのに急に冷たい(クールな)態度を取るなど、態度がコロコロ変わる人に出会うと、女の子はとても戸惑ってしまいます。


「あれ?私、何かまずいこと言ったかもしれない。どうしよう、どうしよう?」


と何もしていない自分を責めて悩んでしまうこともあるのです。


ですから、女の子から見ると、常に態度が安定している人の方が良い。




勝手に距離をとっていたことから、彼女は不安だったのかと思う。勝手に思い込んで、勝手にクールになったりするから、態度が安定してない。それには理由があったけど、何も言わずに不機嫌になったり、冷たい態度になっても解決する問題じゃない。



それを証明するように、開き直ったときから彼女の態度も戻ったようだ。大きな進展もしてないので相変わらずだけど、もし彼女が最初の頃みたいに好意をもって、告白とかしてきてたら…



だが、断る!


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このページは、karinがOctober 10, 2008 12:00 AMに書いたブログ記事です。

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