亀裂

| | コメント(0) | トラックバック(0)



気分が吹っ切れたことで、会社の女の子と以前のような関係に戻った。悩んでいても仕方ないので、明るめに振舞っていたことが良かったらしい。仕事の話をしていると、彼女が信頼する上司であるパパが席を立つ様子を見て、珍しく彼女から話題を振ってきた。



「今日はあの人、機嫌悪いみたいだね」


「喧嘩してるのかなって思ってた…」


「わたしと?」


「うんうん」


「違うよ。あの人の機嫌悪いときって気付かない?」


「いや、全然わかんない」


「だから、今日はわたしも話さなかったんだよ」




普段彼女とパパは2人で休憩に行くのに、別行動することが多かったので違和感があった。そんな妙な空気について、彼女から言葉にしてきた。他人が入り込む余地もない仲に見えても、溝はできてしまうらしい。その溝を埋めるように彼女と接することができて、ちょっとだけ特別な気分を味わえた。



それでも、明日になったら2人の仲も元に戻ってそうだけど…。


トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 亀裂

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://bearhack.s21.xrea.com/x/mt/mt-tb.cgi/1129

コメントする

このブログ記事について

このページは、karinがOctober 9, 2008 12:00 AMに書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「犬×彼女」です。

次のブログ記事は「誉め殺しの才能」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01