絶望の深淵

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会社の女の子と彼女の信頼する上司、愛称パパとの会話。



「週末にわたし、デートするんだ」


「それは良かったじゃん。じゃあ、良い人見つかったの?」


「うーん…。良い人ではないけど…」




よし、死ぬ。間違いなく死ぬわ。



ハイスコア級のダメージを受けました。これは当分立ち直れそうもない。良い人ではないのに何故デートするのか。デートすら断られてる自分の存在意義。デート以前に食事すらも断られる理由…。



その話のあと、彼女が席に1人でいるときに話しかけた。名前を呼んでみても振り向いてくれない。なので、勝手に用件を伝える。



「これなんだけどさ…あの、持っててもらっても良い?」




そこまで聞いてから振り向いて、あからさまに作ったような笑顔で彼女は答えた。デートのことを何か言われるかと身構えたのか、彼女の反応は良くない。そのあとに会話をしたけど、このところ見事に噛み合ってない。自分から話さずに、聞いてるだけの方がマシだと思えるほどに。



「あのさ、パパは?帰った?」




彼女はそう聞いてきて、もう会話中ですらパパが気になってるようだ。もうダメだ、死ぬか。



週末だけ会ってデートする意味。週末だけ自分を偽るようにして相手に好意を持たせ、気に入ったら結婚しようという魂胆。そんな彼女の考えが全く理解できなくて、それなら普段から一緒にいて理解してる相手と付き合う方が楽だし、半年付き合った後で食い違いが出る可能性を小さくできる。そんな考え。



こうやって恋愛を効率的にしようと考えるからモテないんだろうけど…。




運命的な出会いなんて滅多にないから、近場で出会うしかない。


会社に女がいれば、それがお前の嫁。それで良いじゃん。




そういう話を真に受けて、信じすぎていたのかもしれない。




「会社では彼氏を作らない」


彼女とお弁当 - 迎撃blog




そう彼女は言っていたし、今の会社にいる限り『異性』という目では見てもらえないのかも知れないな。ここは彼女の不安を煽るような最低の作戦。



「会社、辞めるかも…。辞めようかな?」




なんてメールを冗談半分に送ってみようか。それでも、たいてい期待を裏切るような答えをされて、



「まあ良いんじゃない?」




みたいに流される。マジで死ぬしかないな。



そもそも、メール送っても返ってきたこと一度もないけどな!


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このページは、karinがSeptember 26, 2008 12:00 AMに書いたブログ記事です。

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