デートの境界線
今日は会社の独身男に誘われている女の子編から始まる。よく2人で仕事をしているので、周囲には仲良くみられる関係。ことあるごとに彼女に出先から電話掛けたり、仕事の近況報告をしたり、とにかく良く絡んでいる。今回も独身男の方から彼女に声を掛ける。
「この前のやつ、クライアントの評判も良かったよ」
「本当に?嬉しい」
「うん、3回くらい出稿してくれるってさ」
「やったー」
と、椅子に座ったまま伸びをするような姿勢で喜びを表現する彼女。そのまま、彼女が続けて言う。
「なんか、ご褒美ないの?ボーナスとか」
「ないない」
とあっさり独身男に否定されてしまう。その後、男が気付いたように「あ」と発音する。
「じゃあ、フランス料理おごってあげる」
「あー、あれね」
前から約束してるらしく、彼女もすこし楽しみにしているようだ。そんな関係を見て、すこし寂しい気持ちになる。さらに、独身男が続けて言う。
「2人きりだからデートになっちゃうね」
「デートじゃない!」
と、急に強い口調で否定する彼女。周囲に対してその男を嫌いだと言っていたようだし、彼女にとってはご馳走が食べれれば満足なだけで、それ以上の特別なことは考えていないようだ。それでも引き下がらない独身男。
「でも、デートだよ」
「もう、ちがう!」
と、その本気で嫌がるような彼女の声が大きかったせいか周りから徐々に反応があり、独身男がみんなにフランス料理を奢るというオチがついたみたいだ。
これに対して自分とその女の子との会話では
「デートしない?」
「うん、いいよ」
と、普通に優しい感じで返してくれた。これは、フラグ…!
今日も2人で二度目のランチ行って色々話せたし、彼女との距離は近づいてきた。あとは、ここから関係を発展させて同棲するまでのルートが全く想像できない。そもそも、付き合った経験がないからスマートなデートとか知らないし。上手く導いていかないと友達止まりする可能性もある。
夏に花火に誘って浴衣でデートするくらいの関係にもっていく。そしてその夜に、ひと夏の思い出作りをできたら思い残すことはないけど、そんなに上手くいかないだろうな…。
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