女の子の話好き

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いつもながら会社の女の子の話なんだけど、孤立はしないまでもあまり雑談に混ざらない印象があった。というのも、雑用に追われてそれどころじゃない。だから、自分の雰囲気にあってないと言っていた。けれど、今日も昨日も彼女の席に言って話を聞くと色々話してくれた。



ほんとに女の子って話すのが好きなんだな。なんて、思いながら相槌打ったりしていた。そのあと、お昼の間に急用があったらしく携帯に彼女から連絡がはいる。けれど、電波の都合ですぐに途切れてしまった。戻って彼女に聞いてみた。



「掛け直したんだけど、電話中だったの?」


「あ、さっきね。そうそう。」


「なんかさ繋がらないんだよね、掛けてみる?」


「うん…」



彼女から電話を掛けてもらう、すぐに着信するけど通話時間数秒すると勝手に途切れてしまう。不思議そうな顔をして彼女が言う。



「なんでだろう?」


「相性悪いのかな?」


「…」



何も応えない彼女。普段、彼女との相性は良いので、悲しい気持ちになっているのかななんて考える。



「ていうか、わたしね。」


「うん」


「キミが切ってるのかと思った」


「え、そんなことするわけないじゃん」


「人格変わるのかなって…」


「ないない、相性だよ」



で、結局SoftbankとWillcomの相性が悪いという話に落ち着いた。良かった良かった。



そんな会話のあった日の終業時間。話しやすい場所にいる彼女に挨拶する。



「あのさ、帰ろうかなと思うんだけど…」


「うん…」


「まだ、帰らないの?」



いつも帰る時間が遅い勉強熱心な彼女を心配して声を掛ける。すると、彼女は少し笑みを浮かべて言う。



「また飲みに行っか?」



おとこっぽい言い方で誘われた。冗談なんだろうと思い、そこから数十分程度雑談して、普通に帰宅。女の子は雑談好きなんだと改めて思った。そのわりに質問は思うほどされない。こう、気持ちとかグイグイ突っ込んで聞いてくる女の子が好きだったりするんだけど…。



今日、午前中は一言も会話しなかったけれど、午後の落ち着いた頃に彼女に話を振ったら午前中の時間を取り返す勢いで話を聞かされた。本当に女の子は話好き。もう、あれこれ聞いてもらいたい。共感してもらいたい。そんな印象だった。



まあ、そんなに興味ないから帰るけど、なんて思い彼女に声をかけた。



「あのさ、帰ろうかなと思うんだけど…」


「だめ。」



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このページは、karinがJune 5, 2008 12:00 AMに書いたブログ記事です。

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