会話の微妙な間

| | コメント(0) | トラックバック(0)



会社の女の子に対してアドバイスをしてきたし、尽くしたんだけど最近は頼られなくなった。あたらしく上司が入ったし、何だかんだ言って彼女はその上司に相談に乗ってもらっている。



これで自分の役目もこれで終わりかな



なんてことを思う。今日も彼女の手助けとして仕事をサポートしてあげたけど、今までより感謝されなかった。いや、感謝はしているんだろうけどリアクションが薄かった。



もう必要ないのかな…。



と落ち込む。



彼女に仕事の話をされて、書類に目を通しながら考えていた。どうすれば効率よく進められるのか、そして、どう彼女に説明するか…。



「…」



少しの間。



「…………」



その様子を見て彼女がすこし表情を覗き込むようにして言う。



「もう1回説明しよっか?」


「…うーん、大丈夫。内容は分かるんだけどさ」



微妙な間が怖かったらしい。たぶん、自分が話すタイミングが他の人のそれとは違って独特の間があるから、不安がられるんだろうな。心配そうな顔で見られて少しだけ嬉しかったんだけど。



けれど、そんな彼女は



「今度、フランス料理を食べに行くんだー」



なんて、社内の独身男の誘いのことを嬉しそうにしていた。小さいことでも嫉妬してしまう。



“良いんじゃないの?そのまま付き合っちゃえば良いじゃん”



と冷めている自分もいるんだけど、どうも腑に落ちない。前に新しく入った上司に、その独身男の苗字で呼ばれたときがあった。そのときの彼女の反応が



「変な間違い方しないでください。ていうか、絶対やめて。」



と本気で嫌そうにしていた。けど、その人と一緒に料理食べに行くのは平気なんだ…、みたいな。女の子ってズルいな。



水曜日くらいから彼女に対して、



「来週末にデートしない?」



と、聞こうとしているのだけどタイミングを全部逃している。あまり彼女の機嫌もよくないし、周りに聞かれるって言うのもあんまり好ましい状況じゃない。デートというより仕事の延長だから、何とも思われないだろうけど…。



馴れない事をするのは怖い。怖いけど、後悔はしたくない。


トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 会話の微妙な間

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://bearhack.s21.xrea.com/x/mt/mt-tb.cgi/1039

コメントする

このブログ記事について

このページは、karinがMay 29, 2008 12:00 AMに書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「共感、解決策」です。

次のブログ記事は「ひも」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01