ひとりデート

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女の子のために行動するのって嫌いじゃない。



最近になって、そういう性格なんだと思うようになった。前段階でがんばっちゃうタイプ。そこで体力消耗して、本番で疲れて冷めていく。飽きっぽい。だから、妄想してる段階がいちばん楽しいと思ってしまう。



自分の内面の芯の部分。そういうとこを見せたくない恐怖心から、相手には冷めた態度になる。だけど、前段階では見えない努力をしていて、それが相手から見えてないから報われない。いや、それが暗いって意味なのか。相手に聞いて一緒に決めれることも、わりと自分で決めてあげるのが好きだし。



そんなんで、GW明けに変更になった前の会社の女の子のためのデートコースを設定してきた。月初めに予定を決めようと彼女に電話してみた。



「うーん、ちょっと先に延ばしても構わない?」


「え、ああ。別にいつでも大丈夫だよ」


「そっか。じゃあ…」



と、考え込む彼女。数秒~数分くらいの間をおいて、彼女が言う。



「10日で良い?」


「うん、良いよ。」


「ごめんね、わたしも会うの楽しみにしてるんだけど…」


「…あ、自分も会うの楽しみにしてます」



ちょっと申し訳なさそうに言う彼女にこちらの本心を伝え、さらに続ける。



「そう、変更ついでに場所も近いとこで全然良いよ」


「ふーん、優しいんだね」



だって。妊娠中だからいろんな場所を連れまわす訳にはいかないし。



そうやって人に優しくできる気持ちも彼女から貰ったものだと思っていて。自己中心的な優しさじゃなく、相手を気遣う優しさ。自分のためじゃなく、人のために行動する。彼女からは本当に良い影響を受けたと思う。仲良くしてくれたし、自分の人生のなかでも大きな出会いだった。男女の関係とか、そういうのを超越しているのかも…なんて、一方的ながら感じているんだけど。



いろいろ歩いてみたけど、ルミネは結構楽しい。デートコース設定だけのつもりが、探索ついでに雑貨なんかを見て歩いて、さらにはデザイン用の紙などを買って充実した一日だった。自分らしくない。


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このページは、karinがMay 4, 2008 12:00 AMに書いたブログ記事です。

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