自信のなさ加減

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「この仕事ね、誉められてたよ。すごい良かったって。」



彼女がやってきて、嬉しそうに言う。彼女と何度か一緒にやってる仕事でクライアントからお褒めの言葉をもらい、その報告をしてきた。



「うん。でも、そんなに良くないんだけどなあ…」


「だけど、ほんとに良くなったよ。」


「でも、そんなには変わってないと思うけど…」


「…。」



急に何も言わなくなって、ちょっと怒ったような、困ったような表情で見つめてくる彼女…。それに対して自分も何を答えるでもなく、表情も変えないで数秒見つめ合う2人。



彼女にとっても、何度かのやりとりの中で良くなった実感があったのかな。それを、自信なさそうに否定してしまう自分。とにかく自信がないんだ…。自分を表現する全て、選択してきたこと、想像したこと、考えてること、やってみたいこと…どれも他人には絶対に見せたくない。自信がない。



彼女がその沈黙で伝えたかったことは、自信を持てって意味…か?


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このページは、karinがMarch 2, 2006 12:00 AMに書いたブログ記事です。

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