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過去にNHKでドラマを見て、ずっと頭の片隅にあった物語。たまたま偶然に、書店に並ぶ背表紙のタイトルを流し読みしていくと、文字列に懐かしさを感じた。目線をすこし戻してみると、そこには「クラインの壺」の文字列。



この単語がどうも引っ掛かって、記憶を辿ると過去の映像がフラッシュバックされた。中学時代に当時ではめずらしくPCを100%使った塾に通う前の時間帯、午後6時のNHKドラマを見てた記憶がある。この原作はきっとその時代か、そのすこし前に発売されたものだと思う。10年ほど前ということになる。ゲームの世界をバーチャルリアリティによって現実のように体感する。それは10年経っても実現はしなかったけど、その未来に対するわくわくする感じはまだ残っていて、そのままレジに直行した。




クラインの壷 (講談社文庫)

クラインの壷 (講談社文庫)





今読んでみても、ミステリーの部分はしっかりしているし、SFにしても古い感じは見受けられない。読んでると、仮想なのか?現実なのか?と頭が混乱していく感じがまた良い。都合上1日に40分程度しか読めないが、一度で読みきれば迷い込む雰囲気を味わえると思う。



クラインの壺は、メビウスの輪が2次元のテープ状のものをひねり表を辿っていくとそのまま裏に行き着くようにしたの対し、3次元のチューブをひねり表を辿ると裏に行き着くようにした立体である。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)



世の中は現実世界と空想世界が共存していて、擬似恋愛だって楽しめてるし。


むずかしく考えないで生きてみよう。


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このページは、karinがFebruary 7, 2006 12:15 AMに書いたブログ記事です。

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