姉弟関係

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3人で会議をしていて、ふと二日ほど寝込んでたねという話題に切り替わって、年上の人の胸を突くような言葉から始まる。



年上の人「精神的につらいことがあって寝込んでたんだって」


彼女「ふぅん…」



キミのせいなんだけど…ねー、と視線を彼女に向けて数秒間お互いの表情を探りあう。この場でなければ、彼女を引き寄せるための何かを声に出してみたかったが、その言葉を飲み込む。その微妙な間合いで、年上の人が口を開く。



年上の人「仕事で必要とされてるって感じたかったんだって」


彼女「ふぅん…」



違うから。たしかに何となく心配されてる感はたまらなく良いけど、肝心の相手には何も思われてなかったし…。一方的に相手のことばかり心配してるの馬鹿みたい。「食事とか、別に寝てれば治るって思ってあんまり食べてなくて…」と言うと



彼女「治す気ないだろ」



と鋭い一言を。最後は「栄養つけるためにみんなで鍋やろうよ」だって…。うーん。すこし心配そうにして、不安げな彼女の表情が見たかったな。そういうの好きだよ。…って考えてしまうから恋愛したくないんだけど。あきらめないとダメなのに。



避けてないけど…


先週末から、避けて動いてたのに何もなかったように話してるし。どうしても言ってみたいことがあって、馬鹿げたことなのかも知れないけど。彼女は理由がわからないけれど、避けられてると感じている。不安でいっぱいな気持ちになってしまい、ちょっと勇気出して側に行って声をかけにくる。



「なんかさ…わたしのこと避けてない?」


「…だって、今以上に好きになると大変だから。」



彼女どうリアクションするのかな。ちょっと照れ笑いしながら



「あはは、何言ってんの。そんなに好きだったの?」



なんか、ごめんなさい。って気分に浸れるね。こういうの好きだから、年上のお姉さんタイプと恋愛したい。彼女自身は末っ子で上に姉がいるらしく、きっと自分も姉の真似をして年下の男の子を調教(?)したいと思ってる説…というのも、去年の話に戻る。



どうしてか好きなタイプの話に始まる。



彼女「うーん、わたしの好きなタイプはね。自信を深くに隠し持ってるタイプ♥」


他A「…だったら、彼にピッタリ当てはまらない?」



視線がこちらに一点集中。いや、たしかに仲も良くなってきたし、お互いの恋愛感情も隠して付き合って…じゃなく、自信だね。馬鹿だね。自信を隠して…まあね。そういうタイプに近いよね。うん…。と、考えながら彼女を見守ってると、うーんと視線を斜め上に向け考えたあとに、人差し指で軽く確認するようにして続けた。



「キミの場合はね…恋人って言うより、弟みたいな感じかな」



ごめんなさい…。お姉ちゃんごめんなさい…。



最初に「避けてない?」って聞かれることがあり得ないと言われそうだけど、実際に何となく彼女と近くで会話が気恥ずかしくて横を素通りしてみたり、視線を避けてたら、別にそこまで仲良くなってない段階なのに「避けてない?」って。急に「サマ」付けで呼んだりして余所余所しさをアピールされて。やめてねって言われて、服の裾をひっぱって…。



その時期に彼女がやたらスキンシップを求めてきたのは、何かの合図だったのかなー…。



それで今も回避行動をしていたら、ちょっと悲しそうな顔をしてた。「わたしが原因なのかな?」みたいな。『相手の嫌な行動』とかの欄に書いてそう。成績表の裏とか?


過去になんかあったのかな…って、最後まで彼女の心配をして



ごめんなさい。


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このページは、karinがJanuary 27, 2006 1:51 AMに書いたブログ記事です。

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