恋の意地悪

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今朝、会社の女の子は遅刻をした。


弱気な彼女は他者との関わりを避けるようにして、


普段のように上司と一緒に休憩することもなかった。



彼女に仕事が舞い込み、確認のために近付いて聞く。




「何か新しい案件?大丈夫?」




彼女は話しながら要点を整理していく。




「いちおう、あの人にも伝えておこうかな…」




そう言って彼女は席を立ち、一緒に上司に報告する。


そのことで気まずかった上司と彼女の仲は改善された。



2人の仲が悪くなって欲しいと願っていたし、


自分が悪者になれば彼女の好意を自分に向けさせられる。



それで恋人ができるのかも知れないけれど、


ほんとの悪者になんてなれそうもない。


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このページは、karinがOctober 16, 2008 12:00 AMに書いたブログ記事です。

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