異性恐怖症

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23日に孤立してる女の子とデートする予定に…、ただ一緒に立会いに行くだけだけど。2人で地下鉄に乗って、何を話そうか…。まともに会話したときないから、向こうは怖がってるような…、こっちも軽い異性恐怖症で怖がってるみたいな。



他人に対する恐怖感は誰にでもあって、それを上手く扱えているのかは重要。恐怖心を相手に知られると、相手も距離を感じてしまう。だけど、誰でもが他人は怖いと思っているなら必要以上に相手を怖がって不安になる必要はない。



だけど、女の子と向かい合うと一歩下がって距離を開けるし、側に寄ってこられても半歩距離を開けてしまう。そんな恐怖症。それを見られると女の子に「どうしたの?」と不思議そうな顔で聞かれたり、人によっては微笑みながらさらに距離を詰めてくる。怖い…です…。



美人の友達



「あ、びっくりした。」


「タイミングちょうどだったね。」



仲良しの彼女と偶然一緒に帰りの電車に乗り込んだ。



「おつかれ。」


「うん、つかれた。」


「忙しい?」


「うん…。」


「メールしててキミに気付かなかったよ。」


「そうなんだ。何のメール?」


「わたしの友達なんだけど…、ちょっと待ち合わせしてて。」


「飲みにでも行くの?」


「もう遅いから無理だよ…。」



他愛もない会話。彼女は次の駅で降りるため会話が半端に盛り上がっても気になるので、浅い話題を探してみた。



「…。」


「…。」



すこしの沈黙、そして見つめ合って頷く。



「そうだ、キミも一緒に来る?」


「それって自分が迷子になるからでしょ。」


「あはは、でも、その子美人だよ?」


「え…。」



そして駅に到着。彼女が降車するドアに向き直りながら言う。



「じゃ、おつかれ」


「うん、おつかれ」



彼女が少し振り返って一言。



「また、明日ね。」



それに何か返事をしようとしたけど、言葉が雑踏に消されそうで何も言えなかった。



その美人の友達に一緒に会っておけば良かったかな…。


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このページは、karinがFebruary 20, 2006 12:14 AMに書いたブログ記事です。

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